お知らせ

大学院理工学研究科の佐々木俊之さんが「日本化学会第95春季年会(2015)」で「優秀講演賞(学術)」を受賞しました【4月13日(月)】
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賞状

 平成27年3月26日(木)〜29日(日)に日本大学理工学部船橋キャンパス(薬学部)で開催された「日本化学会第95春季年会(2015)」において、大学院理工学研究科複合体化学研究室特別研究員の佐々木俊之さんが「優秀講演賞(学術)」を受賞しました。
 「優秀講演賞(学術)」は、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などが優れ、今後の一層の研究活動発展の可能性を有すると期待される者に贈呈されます。今年度の「優秀講演賞(学術)」は、対象のB講演220件の中から44件が選考されました。
 今回受賞した研究は、「八配位多面体型有機超分子クラスターの対称性(Symmetric Properties of Organic Supramolecular Clusters as Analogues of Octa-Coordination Polyhedrons)」です。ナノクラスターの特性は、構成成分の種類だけでなくクラスター内での構成成分の集合様式にも大きく依存します。この研究では、特定の有機塩が形成する超分子クラスターが金属の八配位錯体に類似した多面体的特徴を持つことを見出し、その構成成分依存の対称性を明らかにしました。