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教育学部が「平成26年度日米国際学術交流合同成果報告会」を開催しました【4月24日(金)】

 平成27年4月24日(金)、総合情報メディアセンター1階メディアホールで、昨年度実施した海外研修プログラムの「日米学術交流合同成果報告会」を開催しました。今回の報告会は、昨年度に引き続き3回目となります。同日に開催された国際連携推進機構主催の「Study Abroad Fair」の後、それぞれのプログラムに参加した学生たちがプレゼンテーションを行い、留学に関心のある本学附属高校の生徒たちや学生、教職員ら約30人が熱心に耳を傾けました。
 教育学部では、国際的視野を備え、文化的多様性を理解することができる学生を育成するため、学術交流協定締結校であるワシントン大学バセル校(UWB)およびルイジアナ大学モンロー校(ULM)と短期学生交流を行っています。平成26年度は、それぞれ2月下旬から約2週間訪問しました。
 最初に、竹永雄二教授から、UWBの「Diversity体験プログラム」について概要が説明され、参加した学生8人による報告が行われました。学生からは、ワシントン大学やマイクロソフト社におけるDiversityへの先進的な取り組みの視察、現地の高校での1日体験、UWBの学生たちとの交流を通して、自分たちの文化や社会を見つめ直し、「帰国した後に何をするかが大切である」ことを学んだ等の発表がありました。
 次に、富田英司准教授から、ULMの「教育文化視察プログラム」についての概要が説明され、参加した学生4人による報告が行われました。学生たちは、研修中に起こった様々なアクシデントや、アメリカの子どもたちへのプレゼンテーションでの体験等を紹介し、異文化の中で学ぶ貴重な機会になったと発表しました。

 最後に、総評として、教育学部国際交流委員会委員長の小助川元太教授が、「留学の目的はそれぞれだが、とりあえず一歩踏み出すことが大切。実際に行ってみると、想像していた以上に色々なことが分かり、今回発表した学生たちのように、実施前後では明らかに自分が変わったことが実感できるはず。それこそがこのような海外実習体験の良さではないか」とまとめました。
 教育学部では、今後もこのような海外の大学との相互交流型プログラムに力を入れていく予定です。なお、今回の合同成果発表会については、愛媛新聞(4月25日朝刊)にも取り上げられました。