お知らせ

第7回地域病院見学バスを実施しました【4月23日(水)】

平成26年4月23日(水)、医学部附属病院地域医療支援センターが、第7回地域病院見学バスを実施しました。

 地域医療支援センターでは、医学生を引率して地域病院を訪問し、見学や意見交換を行うことで、将来 地域医療を担う医師を目指す医学生に、早い段階から地域医療の実情に触れ、実感する機会を設けています。
 今回の見学バスは今治・西条地域の2病院を訪問するもので、医学科1〜4回生30人が参加しました。
 最初に訪問した済生会今治病院では、恩地森一臨床研修センター長の司会の下、松野剛院長から挨拶がありました。そして、参加者は、濱本泰臨床研修副センター長から、病院の概要、基幹病院が少なく開業医が多い同地域の医療事情、初期臨床研修の状況等の説明を受けた後、四国で唯一の放射線治療装置「サイバーナイフ」等の医療機器や緩和ケア病棟等院内各施設の案内を受けました。

続いて訪問した済生会西条病院では、岡田眞一院長から病院の概要説明を受けた後、植田規史医療・福祉センター長らの案内で、検査室、手術室、ICU、透析センター等を見学しました。その後、青野勝西条市長から挨拶があり、市の特長や魅力について詳しい説明がありました。参加者は、訪問病院や地域の特色の説明、院内施設の案内等に、興味深く見聞きしていました。
 見学終了後、西条市内で懇談会を行い、訪問病院の両院長をはじめ13人の方々に参加いただき、充実した意見交換ができました。 

見学を終えて、参加者からは「病院の雰囲気を実際に感じられた。」「普段見られない集中治療室や医局を見ることができた。」「懇談会では、先生や事務の方からいろいろな話を聞けて良かった。」「地域の特色を知る良い機会になった。」などの意見があり、非常に好評でした。
 本センターでは、今後も県内各地の病院見学を実施し、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めていきます。<医学部>