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お知らせ

教育学部附属学校園で合同避難訓練を実施しました【11月6日(木)】

 平成26年11月6日(木)、大地震を想定した避難訓練を行い、附属幼稚園の幼児と附属特別支援学校小学部1〜2年生を対象に保護者への引渡しを試行しました。附属学校園による合同避難訓練は、大地震などの災害に備え、子どもたちの安全を守るために毎年実施しています。今回は昨年同様、附属幼稚園と附属特別支援学校小学部1・2年生の保護者引渡し訓練(附属小学校と附属中学校は連絡のみ)を行うとともに、附属幼稚園では、大地震によるダムの決壊から生じた石手川のはん濫を想定し、附属中学校校舎への避難訓練を実施しました。
 13時15分、大地震の発生を知らせる訓練放送が流れると、教員に誘導され、一斉に子どもたちが避難を始めました。約8分後には、4校園全ての子どもたちが避難を完了し、全員の安全を確認しました。本学危機管理室に避難完了の無線連絡をした後、附属中学校校長室に最終対策本部を設置し、保護者への引渡しに備えた構内地図を作成するなど詳細な打合せを行いました。これを受け、各校園から保護者に向けて、子どもたちが無事に避難を完了したことと引渡しに関する情報をメールで伝える緊急連絡訓練を行いました。緊急連絡を受け、次々と来校する保護者の誘導や幼児・児童の待機場所への案内は、教職員が手分けして行い、およそ40分後には全ての子どもたちの引渡しを完了しました。

 今回の訓練には、例年のように松山東消防署のご協力をいただき、火元(燃料、薬品など)の所在を地図に表示すること、日頃避難設備の使い方を練習すること、特別支援学校の児童生徒の避難時の配慮の検討が必要であること、幼少期からの訓練は有効であることなどの助言をいただきました。子どもたちが学校園にいるときに災害が発生した場合、無事に保護者に引き渡すまで、附属学校園が責任を持って子どもたちの安全を確保する必要があります。いつ起こるかわからない災害に備え、今回の訓練で学んだことを生かし、対策を進めていきます。