平成28年8月19日(金)、農学部大講義室で、第1回愛媛大学農学部公開シンポジウム「農学の先端研究~愛媛の食料・生命・環境への展開~」を開催し、県内外の高校生と保護者、進路担当教諭、企業・自治体関係者など、約80人に参加いただきました。
本シンポジウムは、今年度の農学部・農学研究科改組に伴って設置した3つの6年一貫特別コース(知能的食料生産科学、健康機能栄養科学、水環境再生科学)の教育研究内容の面白さ、独自性、発展性や、農業・農学の未来と地域貢献に対する理解を、高校生と保護者、進路担当教諭等の皆様に深めてもらうことを目的に開催したものです。
小林範之副学部長(杉森正敏農学部長代理)から主催者挨拶、菅原卓也教務委員長から入試制度の説明の後、各特別コース長から、それぞれ実施する教育研究の内容や特徴について説明がありました。
また、外部講師として、愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課係長の淺海秀記氏、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構カンキツ研究領域カンキツ流通利用・機能性ユニット長の杉浦実氏、京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター教授の田中宏明氏を招き、特別コースに関連する各分野の先端的な取組について、それぞれ分かりやすく説明をいただきました。
会場では、説明を聴いて教育研究内容に関心をもってくれた高校生らと講師との活発な質疑応答もあり、シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。