法文学部総合政策学科における正課外教育の一環として、5月16日から在学生・在学大学院生を対象に、日商簿記検定3級の資格取得を目的とした直前対策講座が始まりました。資格取得の意欲をもった12人の学生が申込みをし、講座当日には全員が参加しました。
始めに、西村勝志総合政策系担当学部長から挨拶があり、入谷裕二講師の紹介がありました。入谷講師は、資格の大原愛媛校で教鞭をとっておられる現役の講師でもありますが、今年度は総合政策学科の昼間主コース向けに、『経営学特講』(企業システムコース)・『経済学特講』(公共コース)という科目名で「会計プロフェッショナル養成講座」(松山商工会議所・資格の大原愛媛校との共催)を担当していただいています。
入谷講師から、日商簿記検定についてのシステムや現状について説明があった後、テキストやプリントを使った総まとめが行われました。
この講座の費用は、テキスト代のみという安価なものとなっており、スケジュールは、全体として7回予定されています。総まとめは、これまでの個々人の学習の整理を行うもので、3回を予定しています。その後の4回は、直前答案練習となっています。これにより、段階的な答案作成力が身に付き、就職活動に役立つとともに、簿記2級あるいは税理士や公認会計士へのさらなるステップアップのきっかけになることも期待されています。
この直前対策講座は、資格取得のプロを招き、やる気に満ちた活気ある学生のために実施しています。こうした総合政策学科の正課外教育は、今後も継続していく予定です。
<法文学部>