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大学院理工学研究科とガジャマダ大学生物学部がダブル・ディグリーに関する学術提携の覚書を締結しました【5月13日(火)】

平成26年5月13日(火)、大学院理工学研究科とガジャマダ大学生物学部がダブル・ディグリーに関する学術提携の覚書を締結しました。

 インドネシアのガジャマダ大学は、ジョグジャカルタにある国立総合大学で、インドネシア国内では教育の質・研究レベルでバンドン工科大学と1、2位を争う大学です。2011年の時点でガジャマダ大学は、18学部、73の学部コース、28の学位プログラム、大学院における62の研究プログラムを有しています。さらに、28の研究センターを併設しており、学生数約55,000人、留学生数約650人、教職員数約4500人にも及びます。
 ガジャマダ大学生物学部は、1955年に設立され、2008年には、(1)環境生物学および生物多様性、(2)機能生物学、(3)分子生物およびバイオテクノロジーの3つの教育・研究分野が立ち上げられました。
 本学は、2007年5月に大学間協定を締結して以来、農学部が中心となってガジャマダ大学と交流を深めてきました。一方、生物学部とは、2012年以降、大学院理工学研究科の榊原正幸教授が教育・研究交流について協議を重ねてきました。2013年度には、短期交流学生を派遣し、ダブル・ディグリーに関する学術提携の必要性が高まり、今回の覚書締結に至りました。

 調印式には、生物学部のSuwarno Hadisusanto学部長とEndang Semiarti 副学部長が来日され、宇野英満理工学研究科長、榊原正幸アジア・アフリカ交流センター長、大学院理工学研究科の和多田正義生物環境科学コース長、村上安則准教授らとともに、学術提携の覚書を取り交わしました。
 調印式後は、理学部生物学科の紹介や、今後の学生交流について話し合うなど、短い時間でしたが、大変充実した話し合いが行われました。今回の学術提携覚書の締結によって、ガジャマダ大学と本学の大学院教育に関する連携が一層深まるとともに、教員間の学術交流など、両大学のさらなる交流へと発展していく効果が期待されます。

<理学部>