平成26年6月5日(木)、理学部講義棟1階S13教室(アクティブラーニング用教室)で、理学部FD講演会「アクティブ・ラーニング〜主体的な学びを促すために〜」を開催しました。
理学部では、前学期・後学期の期間中にFDウィークスを設定しており、FD活動の啓発に努めています。
今回は、平成26年度前学期のFDウィークス期間内の行事の一環として、教育・学生支援機構教育企画室の清水栄子助教を講師に講演会を開催し、22人の教員が参加しました。
講演会の前半には、清水助教から、「アクティブ・ラーニング(AL)を通して主体的な学びを促すためにはどうすればよいのか、何を取り入れたら効果的か」という内容を中心に、スライド及び配付資料を使って、実際の例を基にした分かりやすい説明がありました。また、後半には実践編として、「ミニッツペーパー」、「バディメソッド」、「逆転授業」など、普段聞きなれないALの手法を取り入れた授業法について、説明がありました。
参加者は、これらの手法を学んだ後、ワークショップ形式で実際の1回分(90分)の授業計画を作成しました。その後、いくつかの計画例が紹介され、参加者全員で有意義な情報を共有することができました。参加者からたくさんの意見が出され、ALを活用することが主体的な学びを促す目的にはとても有効であることが実感できたと思います。
今回の講演会を機に、理学部でALを活用する機運が高まり、それが授業改善につながるよう、さらにFD活動を発展させていきたいと考えています。
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