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お知らせ

平成26年度愛媛県緩和ケア研修会を開催しました【6月7日(土)、8日(日)】

平成26年6月7日(土)、8日(日)、医学部総合教育棟2F基礎第1講義室において、医学部附属病院主催の「愛媛県緩和ケア研修会」を開催しました。

 厚生労働省「がん対策推進基本計画」(平成19年6月15日閣議決定)では、がん診療に従事するすべての医師が、緩和ケアに関する基本的な知識・技術を身につけることを重点目標としています。さらに、「がん診療連携拠点病院の整備について」(平成20年3月1日付け健発0301001号健康局長通知)では、がん診療連携拠点病院の指定要件として、プログラムに準拠した「緩和ケア研修会」を定期的に実施することが明示されています。それを受け、全国各地で「緩和ケア研修会」が開催されるようになり、本院においても平成21年度から開催し、今回で6回目となります。
 

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全体講義

 今年度は医師19人、医療従事者(看護師、薬剤師等)22人の計41人が参加し、緩和ケアに関する基本的な知識や技術を学びました。
 研修会では、「がん性疼痛」「呼吸困難」「消化器症状」などの身体症状を学ぶ講義や、がん告知のロールプレイ、さらにはがん患者の方々の治療・療養場所等について考えるグループワークなど、2日間をかけて様々なプログラムを実施しました。医師や看護師、薬剤師等の職種を越えた意見交換が行われ、非常に内容の濃い研修会となりました。

 最後に、本院の薬師神芳洋腫瘍センター長から修了者に修了証書が授与され、修了者からは「緩和ケアに関する概念が変わった」「今後の臨床に活かしたい」などの感想や抱負が述べられました。
 本院では、これからも引き続き緩和ケア研修会を実施し、愛媛県におけるがん診療体制の向上に努めていきます。

<医学部>