お知らせ

第1回愛媛県死因究明等推進協議会を開催しました【8月22日(金)】

 平成26年8月22日(金)、全国初となる死因究明等推進協議会を発足させ、第1回目の協議会を開催しました。
 本推進協議会は、国(内閣府)の施策である死因究明等推進計画に基づき、愛媛県保健福祉部、警察本部、医師会、大学等関係する8機関が連携し、死因究明等に係る地域間格差の解消や遺族等からの相談・要望等を受ける体制の構築へ向けた方策を検討することを目的に全国で初めて発会させたものです。
 発会式では、同推進協議会の安川正貴会長(本学医学部長)から「犯罪の見逃し防止が社会的に求められており、オール愛媛体制で取り組みたい」と発会に至る経緯等の趣旨説明が行われました。 引き続き開催された第1回推進協議会では、協議会申合わせの制定、愛媛県保健福祉部医療政策監新山徹二氏を副会長に選出するなどの協議が行われました。また、愛媛県における「異状死」の現状報告の他、厚生労働省(異状死死因究明支援事業、小児Aiモデル事業)等についても、積極的に取り組む方向性が協議されました。最後に、今年8月1日(金)に設置した本学医学部附属Aiセンターについての説明が行われました。 本推進協議会は、日々変化する社会情勢や死因究明等をめぐる環境に柔軟に対応すべく、今後も年1回の協議会を開催し、体制強化や、人材育成等、死因究明等推進計画に基づく施策の推進を図ることとしています。

(参考:Aiセンターとは)
 Aiセンターは、法医学講座における異状死体の死因究明を中核として、医学・看護学教育の支援ならびに死亡時画像診断にかかる死因究明研究を行い、教育・臨床研究を遂行するのみならず、地域医療機関・司法・行政との連携を図ることにより、地域に開かれたセンターとして活動することを目的としており、Aiセンターとしては四国で初めての設置となります。

医学部附属Aiセンター設置に関する記者説明会の様子はこちら

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