平成26年9月26日(金)〜27日(土)、愛媛大学ミュージアムで課題研究成果発表会ポスターセッションを実施し、3年生全員が各々のテーマに沿った展示発表をしました。
「課題研究」は、愛媛大学との連携教育プログラムのうち、附属高等学校が最も力を注いでいる科目で、2年生後半から3年生前半にかけて実施しています。大学で例えれば卒業論文にあたるもので、全国的にも珍しく、総合学科の特色を十分に活かす方法で実施しています。生徒たちは、自らの進路や生き方に対する考えを深めるため、各々の関心や興味に基づく課題を大学教員とともに設定し、毎週指導を受けながら研究を続けてきました。 両日は、保護者の方々や他校の高校教諭・生徒のほか、大学教員など多数の来場がありました。生徒たちは、これまでに身につけてきた知識を使い、来場者や同級生たちの質問に対して、事前にまとめてきたポスターを利用しながら、分かりやすく説明しました(各課題研究テーマは、別添のとおり)。中にはパソコンを利用して動画を披露したり、印刷物などと併用して説明する場面も見られました。これらの成果発表の中には、高校で教わる内容を超えた発表が多数あり、参加者から難しい質問が発せられる場面もありました。プレゼンテーションを担当した生徒たちからは、「受験勉強以外で多くの時間を費やしたけれど、大学の先生とともに自分の関心のあるテーマを深く研究することができ、とても良い経験になりました。」との声を多く聞くことができました。
今後は、来年2月7日(土)に愛媛大学南加記念ホールで、代表生徒7人による発表会を開催します。当日のご参加、お待ちしています。
<附属高等学校>