平成26年10月2日（木）、放送大学愛媛学習センターで、第3回教育コーディネーター研修会を開催しました。
この研修会では、教育改革の方向性について共通認識を図るとともに、重点課題の改善策を検討するなど、全学的に一体感のある教育改革を推進するための、技法習得や情報交換を行っています。
本学では、“学生の学び”の質を保証するための方略の一つとして、ティーチング・ポートフォリオやラーニング・ポートフォリオを推奨しています。今回は、“ティーチング・ポートフォリオによる教員の能力開発を通した教育の質保証”を全学の方針の一つとして掲げ、IR構築とも関連させた先進事例を学ぶため、佐賀大学の佛淵孝夫学長と皆本晃弥教授をお招きし、講演いただきました。
研修会では、柳澤康信学長の挨拶の後、佛淵学長から「佐賀大学IRが教職員にもたらしたもの」と題して、佐賀大学のIR室設置の経緯やその効果など、事例を挙げながら詳しくお話しいただきました。続いて、皆本教授から「佐賀大学におけるティーチング・ポートフォリオの取組み」と題して、ポートフォリオの基礎知識及びその効果などの説明がありました。
次回の研修会で、参加者は、Structured Academic Portfolio (SAP) チャートの作成を通して、実際に簡易版ティーチング・ポートフォリオの作成を予定しています。
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- 講演をする佛淵学長
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- 講演後の質疑応答の様子
＜教育学生支援部＞