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大学院理工学研究科生産環境工学専攻修士課程1年の犬飼亮太さんが、国際会議(LPSO2014)でBest Poster Awardを受賞しました

 平成26年10月5日(日)〜8日(水)、熊本市で開催された国際会議2nd International Symposium on Long-Period Stacking Ordered structure and it’s Related materials(LPSO2014)で、理工学研究科生産環境工学専攻修士課程1年の犬飼亮太さんらによる研究発表が、Best Poster Awardを受賞しました。

 この賞は、LPSO2014会期中のポスターセッションで発表された論文の中から、特に優秀な研究発表と認められたものに対して贈呈されるものです。今回受賞した犬飼さんらによる発表は、「Structural Study for Mg97Zn1Yb2 Alloy at Ambient Pressure and after High Pressure Treatments」というタイトルで、高温高圧状態で構成された金属の持つ組織や構造を明らかにしたものです。高圧プロセスを利用した新しい材料開発につながる研究として評価され受賞の運びとなりました。
 本研究は、本学理工学研究科と地球深部ダイナミクス研究センター、熊本大学先進マグネシウム国際研究センターの共同研究で、文科省新学術領域研究「シンクロ型LPSO構造の材料科学」の援助のもと行われました(代表:熊本大学 河村能人、分担:愛媛大学工学部 松下正史)。理工学研究科と地球深部ダイナミクス研究センターでは、高圧力を利用した新物質の開発に関する学際的共同研究を推進しており、10月15日付の本学ホームページで紹介したナノ多結晶スティショバイトに続く共同研究成果と言えます。

「ナノ多結晶スティショバイト」記事

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