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教育学部附属学校園で合同避難訓練を実施しました【10月29日(火)】

 平成25年10月29日(火)、教育学部附属学校園で、地震発生を想定した幼児・児童・生徒の避難及び保護者への引渡し訓練を行いました。

 附属学校園による合同避難訓練は、大地震などの災害に備え、子ども達の安全を守るため、毎年実施しています。今回はより実践的なものとするため、例年の避難訓練に加えて、附属幼稚園の幼児と附属特別支援学校小学部1・2年生の児童を対象に、初めて保護者への引渡し訓練を実施しました。
 13時15分、大地震の発生を知らせる訓練放送が流れると、教員に誘導され一斉に子ども達が避難を始めました。およそ8分後、各学校園それぞれの避難場所に、教職員と約1,300人の子ども達が集合し、全員の安全を確認しました。それを受けて、地震発生に合わせて設置した一時対策本部から、愛媛大学危機管理室へ報告を行い、続いて附属中学校に最終対策本部を設置しました。
 最終対策本部に各学校園関係者が集合し協議した後、14時に保護者に向けて、子ども達が無事に避難したことと、引渡しについての緊急連絡メールを発信しました。学校園からの連絡を受けて、次々と来校する保護者の誘導、幼児・児童の待機場所への案内は教職員がそれぞれ分担して行い、15時には対象となった全ての保護者への幼児・児童の引渡しを完了し、合同避難訓練を終了しました。
 今回の訓練を通じて、各学校園の連絡体制や構内の案内などについて、貴重なノウハウを得ることができました。子ども達が学校園にいるときに災害が発生した場合、無事に保護者に引渡すまで、学校園が責任をもって子ども達の安全を確保する必要があります。いつ起こるか分からない災害に備えて、今回の訓練で学んだことを生かし、今後さらに対策を進めていきます。

<附属学校園>