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スーパーサイエンス特別コースの杉本郁恵さんらが,第38回日本比較内分泌学会大会において,最優秀口頭発表賞を受賞しました【10月26日(土)】

平成25年10月24日(木)〜26日(土)に,宮崎市民プラザで開催された第38回日本比較内分泌学会大会において,スーパーサイエンス特別コース4年生の杉本郁恵さんらが,最優秀口頭発表賞を受賞しました。

 杉本さんは、スーパーサイエンス特別コース環境科学コースに在学し、現在、農学部畜産学研究室にて、ニワトリヒナの脳内摂食調節機構の解明に取り組んでいます。今学会で受賞した研究テーマは、「成長ホルモン放出ホルモンはニワトリヒナの摂食行動を抑制する」であり、農学部の橘哲也准教授との共同研究です。

 ニワトリでは、幼雛期の摂食量がその後の成長に影響を与えると言われています。そこで、杉本さんらは、効率的な家禽生産を目標として、ヒナにおける脳内摂食調節機構の解明に取り組んできました。現在までに、成長ホルモン放出ホルモンがヒナの摂食行動の調節に関わることを発見しており、今後はその詳細なメカニズムについて解明していく予定です。

 今回の最優秀口頭発表は、ヒナの摂食行動を調節する新しい生理活性物質を発見したこと、研究成果が明確であること、さらに研究成果をわかり易く説明したことが高く評価され、受賞に至りました。

<教育学生支援部>