平成28年10月19日(水)、ミャンマー連邦共和国タンリン工科大学と本学が、学術交流協定を締結しました。
タンリン工科大学は、1993年にミャンマー政府の技術者養成所として設立され、その後教育機関として整備され、2007年に4年の学士およびその後2年の修士課程を設置した工科大学として発足しました。ミャンマーは現在民主化により急速に近代化が進んでおり、技術者の育成が喫緊の課題となっています。
2015年12月4日、理工学研究科田中寿郎教授がタンリン工科大学を訪問し、実験室の安全衛生に関する視察を行ったことをきっかけに交流が始まり、2016年3月には、Kay Thi Lwin学長が本学を訪問され、学術交流の協議となり、今回の協定締結の運びとなりました。
協定締結式には、タンリン工科大学機械工学科及び国際交流室准教授のDr. Win Thureinが出席されました。先ず始めに大橋裕一学長から歓迎の挨拶があり、協定書に署名された後、今後の交流について、和やかに懇談しました。さくらサイエンスプラン も話題に上り、2016年12月12日~21日には、タンリン工科大学から3人の学部学生が来学し、特別講義を受けるほか、研究室訪問、植物工場研究センター見学、南予水産研究センター訪問、日本人学生との交流等の活動に参加する予定です。
Dr. Win Thureinは、日本式の安全衛生管理体制を導入するため、本学の実験室や安全管理の取組みを視察されるとともに、安全管理の研修に参加されました。
本学は、今後もグローバル人材の育成のため、教育・学術交流を推進していきます。
<国際連携課>