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重信キャンパスで安全衛生交互巡視を行いました【8月6日(火)】

 平成25年8月6日(火)、重信キャンパスで、安全衛生関係者(安全衛生管理者、安全衛生管理委任者、産業医等)による交互巡視を行いました。

 この巡視は、労働安全衛生法及びその関連法規の規制による職場の管理状況を、他のキャンパス(労働安全衛生法上の事業場)所属の安全衛生関係者が診断することで、安全衛生関係者自身の巡視技術の向上と、当事者では見落としがちな不適切箇所の認識及びその対処方法・改善策の検討を目的として、平成18年度から毎年実施しているものです。今年度は、城北キャンパスから14人、持田キャンパスから3人、樽味キャンパスから2人と重信キャンパスの4人を加えた合計23人が参加しました。
 参加者は医学部大会議室に集合し、全学総括安全衛生管理者の曲田清維副学長から「重信キャンパス(事業場)が日常的に取り組んでいる安全衛生を学んで帰りたい。」と挨拶があり、これを受け、重信事業場総括安全衛生管理者の安川正貴研究科長が「安全衛生は非常に重要と考えています。不備な点は指摘いただき、改善に結びつけたいと思います。」と述べました。引き続き、重信事業場専任安全衛生管理者の浜井盟子助教から、巡視スケジュールや注意事項の説明がありました。
 始めに、附属病院中央診療施設医療安全管理部の坪内旬子ゼネラルリスクマネージャー(GRM)による医療安全についての講演がありました。特定機能病院に指定されている医学部附属病院の医療安全管理体制について説明があり、講演の最後は「医療現場にはリスクしか存在しないということを意識し、取り組むべきは、いかにそのリスクを少なくするかということです。」と締めくくられました。講演後、附属病院医療福祉支援センター長で安全衛生管理特別部会長の櫃本真聿准教授から「医療安全分野の取り組みで、安全衛生分野に活用できるものは、是非、各現場に持ち帰り活用して欲しい。」とコメントがありました。
 巡視は2班に分かれて行われ、それぞれ4作業場を順番に回りました。各作業場では、それぞれの担当者から、業務内容に関する説明があった後、巡視者と質疑応答がなされました。巡視終了後は、参加者が意見や指摘などを出し合い、作業場の担当者がこれからの課題や巡視を受けた感想を述べました。
 全体の総評として、櫃本准教授から「今回指摘してもらった内容は、今後の改善の後押しとなると思います。ご自分の所属するキャンパス(事業場)でも同様の問題がないか等、置き換えて考えていただき、ともにいい職場環境を継続して作っていきましょう。」との言葉がありました。最後に、来年度は城北キャンパスでの実施を確認し、閉会しました。
 安全環境課では、今後も継続的にキャンパス(事業場)の枠を超えて交互巡視を実施し、安全衛生関係者一人一人の意識強化に向けた取組みと職場環境の改善を図っていきます。

<施設基盤部>