お知らせ

医学部附属病院地域医療支援センターが第3回地域病院見学バスを実施しました【4月24日(水)】

 平成25年4月24日(水)、医学部附属病院地域医療支援センターが、第3回地域病院見学バスを実施しました。

 地域医療支援センターでは、医学生を引率して地域病院を訪問し、見学や意見交換を行うことで、将来、地域医療を担う医師を目指す医学生に、早い段階から地域医療の実情に触れ、実感する機会を設けています。

 当日、医学科1〜4回生15人を乗せた見学バスが医学部図書館前を出発しました。
 最初に訪問した今治市医師会市民病院では、羽鳥重明今治市医師会長から今治圏域の医療・救急医療の現状と問題点等の説明を受けた後、岩城和義院長から手術室、CT室等の案内を受けました。続いて訪問した県立今治病院では、藤田学院長の挨拶、松岡宏副院長から病院概要等の説明を受けた後、エコー室、検査室、ICU等の院内見学を行いました。
 今回の参加者は1回生が多く、地域の医療事情等の説明や院内施設の案内に、興味深く見学していました。

 見学終了後、今治市内にて懇談会を行いましたが、訪問病院等から医師会長、両院長をはじめ12人の方々の参加があり、充実した意見交換ができました。見学を終えて、参加者からは「地域の医療の現状と救急医療の厳しさについて詳しく聞くことができて、とても良かった。」「病院内を見学できたこと、病院で実際に働いている先生方の話を聞けたことが良かった。」「食事会で先生方とたくさん話せて、とても勉強になった。」などの意見があり、非常に好評でした。

 本センターでは、今後も県内各地の病院見学を実施し、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいりたいと思います。

<医学部>