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平成25年度工学部安全衛生学生委員任命式および第1回工学部安全衛生学生委員研修会を開催しました【4月11日(木)】

 平成25年4月11日(木)、平成25年度工学部安全衛生学生委員任命式および第1回工学部安全衛生学生委員研修会を開催しました。

 従来、学部・研究科内の安全衛生は、労働安全衛生法および学内規程に基づき、教職員による安全衛生委員会が安全衛生の維持・確保に努めてきました。しかし、工学部・理工学研究科では、研究に携わっている人数が、教職員に比較し学生が圧倒的に多く、安全衛生にも学生が関わることが求められてきました。平成22年度には、愛媛大学職員安全衛生規程が改正となり、学生も教職員と同等に扱うことになりました。さらに、社会からは安全衛生教育を受けた技術者が求められています。
 そこで、学生の安全衛生教育と安全意識の向上、さらには工学部のいっそうの安全確保を目的として、平成24年度に全学に先駆けて安全衛生学生委員を設置しました。これは、全国の大学としても先進的な取り組みです。

 今年は2年目であり、安全衛生学生委員は、各研究室の大学院修士課程1年生の中から1人選出しました。任期は1年です。主な任務は、以下の通りです。
①安全衛生に係る通知や情報をグループ内の学生に周知させること。
②学生の目からグループ内の安全点検と危険箇所や危険な操作の報告を担当してもらうこと。
③安全衛生に係る研修会に参加すること。

 任命式では、70人の安全衛生学生委員が、安全衛生管理責任者である大賀水田生工学部長から委嘱状を授与されました。その後、大賀学部長から、安全衛生に関する学生リーダーとしての期待の言葉がありました。
 引き続き、第1回研修会を開催しました。工学部安全衛生管理者の田中寿郎教授から学生委員の任務について、説明があった後、安全衛生委員の宮崎隆文准教授から、大学で起こっている事故例の紹介や安全に関する考え方さらに日々の心得等の講義がありました。第2回目の研修会は9月末に予定されています。

<工学部>