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第15回 愛媛大学医学部附属病院 腫瘍センター講演会を開催

 平成23年1月18日(火)に、医学部臨床第2講義室において、四国がんセンター統括診療部長の谷水正人先生、愛媛大学医学部附属病院の櫃本真聿医療福祉支援センター長を講師とし、第15回腫瘍センター講演会を開催しました。

 谷水先生は「5大がんの地域連携パス」について、地域において切れ目のない医療の提供を実現するため医師・看護師・薬剤師等多職種が協働し、がんの医療連携体制を整え従来のがん医療を発展させるためのパスの役割を充分に理解し、がん患者さんとその家族の療養生活の向上につなげていくことが重要であること。また、愛媛県内でも地域連携パスの組織体制の構築も進んでいるが、まだまだ課題も多く、組織一丸となって連携を進めていくため情報の共有をし、地域連携パスが投げかけている問題から今後の方向性を見いだすよう展開していきたいと講演されました。
 櫃本先生は「がん診療連携における大学病院の役割」について医療者と患者との間の認識のズレをなくし地域資源との連携を強化し、その視点を“医療モデル”から“生活モデル”へ転換していくことこそが、急性期病院の今後の大きな発展につながると講演されました。
 講演後には、フロアとの意見交換もなされ、今後のがん診療連携の発展に期待を高めることとなる貴重な講演会となりました。

<医学部>