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第16回 愛媛大学医学部附属病院 腫瘍センター講演会を開催

 平成23年3月10日(木)、医学部臨床第2講義室において、埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍外科 佐伯俊昭先生を講師に迎え、「乳がん薬物療法の最新情報」と題して、第16回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました。

 はじめに本院の朝井洋晶医師、薬剤部 河添仁薬剤師、看護部 中内香菜看護師による、平成22年11月19日(金)〜21日(日)に福岡中小企業研修センターにおいて行われた「The 4th Team Oncology Workshop」の報告会として、がんチーム医療における多職種に期待される役割の検証とチーム医療における各職種のリーダーシップなどについて、また、現場におけるがん医療レベルの向上・患者満足度の向上などについて建設的な意見を出し合い議論したことなど、研修を通じ学んだことについて基調報告がありました。

 続いて、本院の肝胆膵・移植外科高田泰次教授による佐伯先生の紹介の後、特別講演が始まりました。
 佐伯先生は、豊富なご経験における事例を踏まえながら、乳がんは、腫瘍径や広がり状況、ホルモン感受性の有無、閉経の状況などの違いなどが、治療法を選択する重要なポイントになることさらに、患者の年齢や全身状態を吟味した対応が求められることなどを分かり易くご説明されました。
 講演会に参加した学生を含む医療関係者約50人は、皆メモを取りながら傾聴し、講演会終了後活発に質疑応答が繰り広げられるなど、最先端の乳がん薬物療法について拝聴する貴重な講演会となりました。

<医学部>