お知らせ

医学部附属病院地域医療支援センター開所式を実施

平成23年8月1日(月)に、医学部附属病院地域医療支援センター開所式を実施しました。

 愛媛大学医学部では、「地域医療学講座」「地域救急医療学講座」「地域医療再生学講座」の他、医師の卒後臨床教育機能を担当する総合臨床研修センター、医師や研修医、医学部生が、地域医療に必要な技能等を修得するトレーニング施設等を一括配置することにより、大学の持つ人的ネットワークのさらなる活用や、医師派遣をはじめ学生の実習や臨床研修機能等の強化を通じ、地域医療を担う医師の養成を図る拠点施設として、地域医療支援センター(以下、センター)を設置しました。

 開所式では、まず、高浜壮一郎愛媛県副知事、高須賀功東温市長、柳澤康信愛媛大学長、安川正貴医学系研究科長、横山雅好医学部附属病院長によるテープカットが行われました。 

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テープカットの様子

 

 その後、 センター内において記念式典を行い、柳澤学長挨拶、中村時広愛媛県知事祝辞(高浜副知事代読)、安川医学系研究科長挨拶、横山病院長挨拶が行われた後、施設内の見学を行いました。

 センターには国内7番目(大学病院では4番目)、中四国では初めて導入されたVIST(血管内インターベンションシミュレーショントレーナー)の他、医療従事者の手技向上のための機器が整備されています。見学者は、実際に機器を操作するなどして、充実した教育体制を確認していました。

 その後、寄附講座の各教授による講演、パネルディスカッションを行いました。各教授からは地域における医療の現状と課題などについて報告、提言等があり、各市町関係者からも大学病院に求めることなどについての発言、質疑など、活発な意見交換が行われました。

 今後とも、愛媛大学医学部附属病院では、本センターを拠点として、地域医療に対する支援を行って参りたいと思います。