平成22年1月20日(水)、愛媛大学医学部臨床第3講義室において、樋口志保さん(老人保健施設「みのり園」施設長、愛媛県学童保育連絡協議会会長)をお招きし、「仕事と育児の両立支援セミナー」を開催しました。
セミナーには教職員・看護師・学生ら約40人が参加しました。
曲田清維副学長の開会挨拶の後、本学医学部の卒業生である樋口さんから「仕事も子育ても大切にしたい」をテーマに、ご講演いただきました。
樋口さんは、かつては少数であった共働き世帯数が、社会情勢の変化により専業主婦の世帯数を上回っており、学童保育の需要が増していること、またこれを社会全体で支える仕組みが必要であることや、愛媛県は学童保育施設の設置率が都道府県別で見ると最低レベルであり、運営費補助金も国の基準を大きく下回っているため、行政がもっと頑張ってほしいということなども話されました。また、樋口さん自身もママさんドクターとして活躍されており、ご自身の子育て体験も伺うことができました。
講演後の質疑応答では、参加者からの自身の学童保育の経験や、学童保育で感じていることも併せ活発に意見交換ができました。
学内で学童保育をテーマにした講演は初めてであり、参加者から「非常に参考になった。」「また開催してもらって、もっと人を連れてきたい。」等の意見があり、有意義なセミナーとなりました。
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- 学童保育についての講演の様子
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- 参加者との質疑応答で活発な意見交換ができました
＜総務部＞