お知らせ

法文学部総合政策学科の学生が第3回グローカルフェスティバルを開催

平成22年2月21日(日)、愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホールにて、法文学部総合政策学科グローバル・スタディーズ・コース主催、第3回グローカルフェスティバル『Yes, I 動!?〜移動からさぐるグローバル社会〜』を開催しました。

 このシンポジウムは、今日の私たちの生活に影響を与えているグローバル社会について考えることを目的に、法文学部総合政策学科グローバル・スタディーズ・コースの学生が中心となって開催しました。当日は教職員、大学生、高校生、一般市民など約80人が参加し、有意義な時間を共にすることができました。
 今回は、東洋大学国際地域学部国際地域学科のマリア・ロザリオ・ピケロ・バレスカス教授、松山市在住のフィリピン人英語教師のマイ・シーソンさんをゲストに迎え、2009年度の国連人間開発報告書で取り上げられた「移動」をテーマとしたシンポジウムを行いました。
 前半は、バレスカス教授が「日本に来るフィリピン労働移民」、マイ・シーソンさんが「日本で働くこと・生活すること」というテーマで、それぞれ講演されました。また、学生は、文化、観光、外国人労働者の3つの観点から、グローバル社会において「移動」のもたらす正と負の影響について、調査・学習結果を報告しました。
 後半は、「移動の先にあるもの」をテーマとし、パネルディスカッションを行いました。世界的な「移動」の先にある今後の私たちの社会の在り方について、ゲストや学生のみだけでなく、参加者の意見も交え、会場一体となって議論し、「移動」についての考えを深めていきました。
 私たちグローバル・スタディーズ・コースは、今回のグローカルフェスティバルでの学びをこれからの活動の原動力とし、さらに勉学に励んでいこうと思います。

<法文学部>