平成22年3月13日（土）、農学部で第11回「地域マネジメントスキル修得講座」の修了式を挙行しました。
「地域マネジメントスキル修得講座」は、過疎高齢化・後継者不足が進みつつある農山漁村地域の再生のために、社会人の学び直し講座として開設したもので、現場での実習・演習を取り入れた一年間の学習を通じて、「地域居住哲学」「地域資源管理能力」「地域活性化・新産業創出能力」「農林漁業の経営分析・設計能力」を身につけた人材を育成することを目的としたものです。
2月25日（日）の講座では、16人の受講生がパソコンやOHCを使って一年間かけて取り組んできた課題の成果発表を行いました。当日は、泉英二理事・副学長、林和男農学部長、農山漁村地域マネジメント特別コースの1、2回生も参加し、社会人である受講生の発表に熱心に耳を傾けました。最後に林農学部長が、受講生の目的意識を持って取り組んだ課題発表を高く評価しました。
本講座の最終回となった3月13日（土）には、残りの16人の受講生による発表と修了式を実施しました。今回は、前回の参加者に加え、文部科学省委託事業としての事業評価を行うため、講座視察として、学外から4人の評価委員（愛媛県農林水産研究所 石田典兄所長、松山市教育委員会 竹村奉文地域学習振興課長、愛媛県農業会議 矢野俊彦事務局長、有限会社共同農産 近藤博道顧問）を迎えての発表会となりました。
発表終了後、泉理事・副学長から、講座を振り返っての感想と、今後の展開について挨拶があり、林農学部長、講師陣の農学部鶴見武道教授、森賀盾雄客員教授、小田清隆准教授、芳之内正幸客員教授が、これまでの感想を述べました。
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- 成果発表の様子
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- 修了生一同
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- 修了生代表中矢さん
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- 答辞を述べる濱松さん
続いて鶴見教授により修了式が執り行われ、小田准教授が修了生全員の名前を読み上げました。続いて、林農学部長が代表の中矢由美さんに履修証明書を授与し、修了生にお祝いの言葉を贈りました。最後に修了生を代表して、濱松為俊さんから、愛媛大学地域再生マネージャーとしての今後の抱負と感謝の答辞があり、修了式を終えました。
＜農学部＞