お知らせ

南スラウェシ訪問団との交流推進会議および歓迎祝賀会を開催

平成22年5月15日(土)インドネシア共和国南スラウェシ州アグス・アリフィン・スマン副知事と同州の4県知事(バンタエン県知事、ジェネポン県知事、ピンラン県知事、ルー県知事)が来県されました。

 インドネシア中部・南スラウェシ州副知事御一行をお迎えし、南スラウェシと愛媛との交流推進会議を開催しました。愛媛側より愛媛大学、愛媛・インドネシア友好協会、行政関係者、愛媛県内企業関係者11人が出席し、活発な意見交換が行われました。南スラウェシ州のアグス副知事より、「南スラウェシ州の第1次産業に関わる研究支援策、農業技術や水産品加工技術などの専門指導等、さまざまな分野で日本と愛媛の協力を期待する。」との挨拶がありました。
 また、本学には大学院生(農学系、医学系)の受入などについても要望が寄せられました。泉英二理事・副学長が「愛媛と南スラウェシ州との今後の発展を期待している」と歓迎の言葉を述べました。

 会議終了後、歓迎祝賀会を開催しました。加戸守行愛媛県知事御夫妻を始めとして、各界の主だった方々に出席いただき、参加者108人という盛大な歓迎祝賀会となりました。
 柳澤康信会長の挨拶に続き、加戸知事、西原進平県議会議長、山内泰松山市教育長、最後に在大阪インドネシア共和国総領事館アングラエニ ウィリアストゥティ副領事からも祝辞をいただきました。

 

 引き続いて、愛媛・インドネシア友好協会の小松正幸名誉会長による乾杯で食事・歓談が始まり、南スラウェシ州を紹介するスライドや、愛媛・インドネシア友好協会と愛媛トヨタ自動車(株)のインドネシアにおける活動を紹介するスライドを上映しました。

 続いて、記念品の贈呈が行われ、会場が大いに盛り上がる中、森一哉愛媛経済同友会代表幹事の閉会の挨拶があり、インドネシア留学生による南スラウェシ歌「スラウェシ パラ サガンタ」で幕を閉じました。

スラウェシ州は、四国の3倍強の面積に、830万人もの人口を擁し、豊富な地下資源と農林水産資源、美しい海や山に代表される観光資源に恵まれた地域です。そして、インドネシア政府の国策であるインドネシアの東部地域の開発の拠点として、めざましい発展を遂げています。南スラウェシ地域との交流の促進は、愛媛にとって大いなる財産となるものと確信しています。

<国際連携推進機構>