平成22年8月21日(土)、22日(日)に第12回愛媛大学理学部サマースクール「親子で楽しむ科学実験」を開催しました。
本サマースクールは、小学校4〜6年生の児童とその保護者を対象として、科学実験を通じて身近な生活の中にある様々な事象について考えていただく催しです。
両日とも快晴に恵まれ、35℃を超える非常に暑い一日でしたが、2日間で260組、550人の参加者が様々な実験に取り組みました。
今年の課題は、「絶対に勝てる数学パズルの必勝法」「地図を塗りつぶすために最低限必要な色を予想する地図問題」「液体窒素を使ったマイナス196℃の低温世界の探検」「ストローを使った楽器作成」「ドライアイスロケットの体験」「葉っぱから取り出した葉脈を使ったきれいなしおりの作成」「乳酸菌など身近な微生物の培養実験」などで、それぞれ専門の教員による原理の説明と実演の後、親子が実験にチャレンジしました。
それ以外にも、今年はスーパーサイエンスハイスクールに選ばれた松山南高校から多くの高校生が参加して、小学生と一緒に実験を行いました。特にこの高校生が担当してくれた「ルミノール反応を使った光の実験」「野菜からの遺伝子の抽出」などは、小学生に大人気でした。
参加した小学生からは、「楽しかった」「また来たい」との多くの意見をいただき、担当した教職員一同喜んでおります。このような機会が、ご家庭の理科の話題の一つに、そして身の回りにある様々な事柄について興味をもっていただく一端になれば幸いです。
<理学部>