医学部医学科では、平成22年9月30日(木)にBest Teacher 賞の第5回授与式を医学部長室にて執り行いました。
医学部医学科では、教務委員会により学生による授業評価を実施し、「学生による授業評価」として教員及び学生に公表しています。一方で、医学科のほとんどの科目は複数の教員が共同で開講するため、教員個人の評価も必要であるとの意見もあります。そこで、“学生中心の大学”という観点から「学生にとって良い授業を行っている教員を積極的に顕彰する」ことを目的として、平成17年度にBest Teacher 賞を導入しました。これは、愛媛大学の第二期中期目標に掲げられた「共通教育および専門教育において、優れた教育活動を行った教員を顕彰する制度を確立する」という目標を先取りしたものです。
授与式では、学生の投票により選ばれた計18人の教員が、大西丘倫医学部長から賞状と副賞を授与されました。今年度から臨床実習の指導教員も対象に含めたこともあり、新規受賞者が7人選出され、各教員の努力が反映された結果になりました。大西医学部長から、高い評価の授業への感謝と、医学教育には今後ますます質の向上が求められるので、今後も引き続き授業の改善に積極的に取り組まれるよう、激励の挨拶がありました。
医学部では、卒前教育を担当する総合医学教育センター及び卒後教育(臨床研修)を担当する総合臨床研修センターにそれぞれセンター長として早くから専任の教授を配置するなど、組織的なFD活動(マクロ・レベルのFD)を推進しています。教務委員会やこれらのセンターを中心に、次年度新入生からの医学科カリキュラムの大幅改訂を行っています。
医学部両学科では、今後も講義・実習の充実を図っていきます。
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