このコンテストは、愛媛県中予地方局が中予の5大学(愛媛大学、愛媛県立医療技術大学、聖カタリナ大学、松山東雲女子大学、松山大学)の学生を対象に、若者の健康維持増進及び食育の推進を目的として行ったもので、(1)主食・主菜・副菜が揃っていること(2)野菜をたっぷり使用していることの2点が応募の条件です。
応募総数120点のうち、書類審査(アピールポイント・見栄え・実現性)を通過した10作品について試食審査(栄養価・見栄え・美味しさ・実現性)が行われ、農学部4回生の伊藤 俊さんと岡山 舞妙さんが考案した「○○思い弁当」が優秀賞を受賞、また医学部看護学科4回生の中橋 奈々絵さんが考案した「ちょっと食べ弁当」が入選を果たしました。
「○○思い弁当」は、梅しそチャーハンを主食に、大豆、人参、レンコンなどからなる八目豆、野菜の肉巻き、カボチャの煮付け、プチトマト及び旬のフルーツからなり、「(あなた)思い」、「(からだ)思い」など、食べる人の「思い」によって名前が変わり、老若男女問わず「好きな人と一緒に食べてもらたい」という二人の願いが込められています。
また、「ちょっと食べ弁当」は、麦ご飯(または五穀米)の炊き込みご飯やパスタを主食に、生春巻きなどの主菜、そして副菜にほうれん草などの温野菜をそれぞれ2種類ずつ盛り込み、「ちょっとずつ色んなものを」食べられるように工夫しています。
10月13日(水)、農学部の垣原 登志子講師とともに弓削 俊洋教育・学生支援機構長を訪問した三人は、受賞の報告を行うとともに、コンテストに応募したきっかけや普段の食生活などについて懇談しました。その中で弓削機構長は、最近の学生の食生活の乱れを挙げ、今回の受賞をきっかけに、学生の食に対する関心が高まることを期待したいと述べました。
コンテストで受賞した作品は、愛媛県関係のホームページで紹介されるほか、大学の生協や市内のコンビニエンスストアで「5大学コラボ弁当in○○大学(仮称)」として商品化される予定です。
<広報室>