平成22年11月11日(木)に、教育学部大講義室で、フリーアナウンサーの合田みゆきさんをお招きし、「魅力的な話し方講座」を開催しました。
この講座は、同窓生を中心に多方面から学生に対する支援をお願いする『教育学部サポーター制度』の取り組みとして昨年度からスタートし、今回の講義が6回目で、1回生から4回生の約100人の学生が参加しました。
合田さんは、昨年度に引き続き2回目の登場です。「話のプロ」の立場から、話し方、表情、仕草などを含めたコミュニケーションスキルについてお話頂いた前回の内容をさらに充実・発展させて、普段の生活から就職活動まで役立つ内容でお話いただきました。
講義は、まず「笑顔の練習」から始まり、次に「発声練習」を行いました。初めは声が出なかった学生も、練習を重ねるごとに大きくハキハキとした声が出せるようになりました。
続いて、「読みの練習」がありました。ニュース原稿を読む時には、一番伝えたい部分を意識して読むことや、句読点では必ず区切る必要はなく、ひとつの文章を長く読んで意味が繋がるように読むことが大切なことであり、このことはより良いプレゼンテーションに役立つことなどを話されました。また、「おむすびころりん」を題材に、物語を読み聞かせる際には、その情景をイメージしながら読むと、聞き手により伝わりやすいことを話された後、実際に放送研究会の学生が物語を読む場面があり、感情のこもった読み方に、周りの学生から拍手が上がりました。次に現役アナウンサーとして活躍されている合田さんの読み聞かせがあり、プロの読み方に学生達は聞き入っていました。
次に、コミュニケーションワークとして、2人1組になり、お互いの共通点を見つけるため聞き上手になること、相手の話をしっかり受け止める話し方などを実践してスキルアップのための練習を行いました。
最後に、社会人になっていく為に、自分を信じ、反省し、前向きに(傷つくことを恐れず)進んで行って下さい、とアドバイスがありました。
<教育学部>