平成21年5月21日(木)から7月5日(日)にかけて、第60回四国地区大学総合体育大会が、徳島大学の当番で、主として徳島県で開催されました。
四国内の23大学が参加した今回の大会で、愛媛大学は男女ともに準優勝という素晴らしい成績を収めました。
優勝 | 2位 | 3位 | |||
男子 | 水泳競技 | 男子 | 陸上競技 | 男子 | ラグビー |
バスケットボール | 弓道 | 卓球 | |||
バレーボール | ボート | 柔道 | |||
サッカー | 女子 | バスケットボール | 剣道 | ||
バドミントン | ハンドボール | 体操競技 | |||
ソフトボール | 女子 | 弓道 | |||
女子 | バドミントン |
7月3日(金)〜5日(日)
バレーボール、サッカー、バドミントン、ソフトボール、陸上競技、弓道、ボート、ハンドボール、卓球、柔道、空手道、少林寺拳法、合気道、硬式庭球、ソフトテニス、硬式野球、フットサル、ヨット
バレーボールは、7月4日〜5日、北島北公園総合体育館及び北島町民体育センターで行われました。女子は残念ながら1回戦で敗退しましたが、男子は、5月に開催された四国バレーボール春季リーグで連続10季目の優勝を果たした実力を見せつけるかのように、いずれの試合も3−0のストレートで順調に勝ち進み、決勝戦を迎えました。松山大学を相手にまずは2セットを先取しましたが、やはり相手も決勝まで勝ち進んだチーム、3セット目を惜しくも22-25で奪われてしまいました。しかしここで上手く気持ちを切り替え、見事4セット目を勝ち取り、去年に引き続き優勝を勝ち取りました。表彰式直後には、選手一同で監督を胴上げし、喜びと感謝の気持ちを表しました。
サッカーは、7月4日〜5日、徳島スポーツビレッジで行われました。1日目の高知工科大学との1回戦は5-0、松山大学との2回戦は2-0と、いずれも無失点で勝ち進みました。2日目、準決勝の徳島大学戦で初失点したものの2-1で決勝へと駒を進めました。決勝の相手は高知大学で、後半残り約20分の時点で1-3と2点のリードを許していましたが、残り10分で1点を返し、さらにロスタイム2分のうち残り10秒で同点に追いつきました。試合はPK戦に突入し、勝負は長引きましたが、運命の12人目、先行の愛媛大学がシュートを決め、後攻の高知大学のシュートを止めた瞬間、驚異的な粘りを見せた愛媛大学の優勝が決まりました。
バドミントンは、7月3日〜5日、徳島文理大学体育館及び松茂町総合体育館で行われました。
男子1日目、団体戦では、高知大学、徳島大学をいずれも3-0で圧勝して迎えた決勝、松山大学も3-1で破り、見事優勝を勝ち取りました。その勢いに乗って臨んだ2日目、3日目には、秋元選手がシングルで準優勝を飾りました。
女子の団体戦は、1回戦を徳島文理大学に4-0、2回戦を四国大学に3-2と勝ち進み、決勝の高知大学戦は3-0の圧勝で優勝しました。また、ダブルスは3ペアが出場し、仁木選手、宇津木選手のペアが決勝までの4試合を1セットも落とすことなく勝ち進み、優勝しました。そして、4選手が出場したシングルスも、決勝は仁木選手、宇津木選手で争われ、仁木選手が決勝までの5試合で1セットも落とすことなく優勝し、愛媛大学は、団体、ダブルス、シングルスの全ての種目を制覇しました。
ソフトボールは、7月4日〜5日、吉野川運動場(北岸)で行われました。香川大学との初戦、愛媛大学は後攻、2回表に2点を先取されながらもその裏で3点を取り返しますが、3回に3点、4回に4点を奪われ、3−9と6点もの差をつけられて5回最終回を迎えました。しかし6点の点差も何のその、選手たちは互いに「最後まで諦めるな」と励まし合い、1点、また1点と取り返し、7点の大量得点を奪って逆転勝利を収め、2回戦へと駒を進めました。
2日目、2回戦でも快勝して迎えた決勝は四国学院大学と対戦しました。4回を終わった時点で7-4とリードしていましたが、最終回の5回表、四国学院大学の猛攻で8点を奪われ、7-12と逆転されてしまいました。しかし、その裏、選手たちは最後まであきらめることなく打者に声をかけつづけ、四国学院大学を上回る攻撃力で6点を奪って劇的な逆転勝利を飾り、見事優勝の栄冠を掴みました。
陸上競技は、7月4日〜5日鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行われました。当日は、男女併せて258人が32種目の競技で日頃の成果を競い合いました。男子では、棒高跳び(出口選手)4m62cm大会新記録、ハンマー投げ(近藤選手)の両選手が昨年に引き続き1位となった他、円盤投げ(伊藤選手)、10000m及び5000m(田中選手)、400mハードル(中岡選手)の各種目でも1位となり、男子総合2位を獲得しました。女子では、やり投げで昨年度2位の萬代選手が大会新47m80cmで見事優勝!男女とも、華麗な跳び、たくましい投げ、力強い走りを見せ、表彰台でのさわやかな笑顔に、来年への期待が高まります。
弓道は、7月4日〜5日鳴門・大塚スポーツパーク 弓道場で行われ、静かな中にも激しい団体戦、個人戦を繰り広げました。凛と張りつめた空気の中、射場に入った選手たちが暑さと熱気をもろともせず、鋭いまなざしで的を見据え、弓をしならせ、的を射抜く度に、静止していた観客席からは「射!」、「よしっ!」といった各大学独特の矢声(声援)が飛びます。その声援の中、正岡選手が、女子個人戦で見事優勝を勝ち取りました。また、団体戦では、男子が4勝1敗で松山大学と並びましたが、167中対180中で惜しくも準優勝、女子は優勝の四国大学に2中差の111中でしたが、勝率4勝3敗(高知大学5勝2敗95中)で、こちらも惜しくも第3位となりました。心身鍛錬を行う日本の武道・弓道の来年の戦いに大いに期待しています。
ハンドボールは、7月4日〜5日鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホールで行われました。男子8チーム、女7チームが、 熱戦を繰り広げました。男子は、準決勝(対松山大学)で選手が負傷するアクシデントにみまれ、翌日の3位決定戦では、徳島大学に惜しくも34対35の1点差で破れ4位となりました。女子は、初戦19対17香川大学、準決勝29対13徳島大学と危なげなく順当に勝ち上がり、決勝戦では、強豪愛媛女子短期大学と対戦、前半は8対8の同点で終えたものの、後半の2点差を最後まで縮められず、こちらも惜しくも16対18で破れ準優勝となりました。チーム一丸となってゴールに向かって走りシュートする姿が印象的で、来年に繋がるものと確信しました。
柔道は、7月4日〜5日鳴門・大塚スポーツパーク ソイジョイ武道館で6大学が参加し、団体戦、個人戦が行われました。畳の上で気合いの入ったかけ声とともに、選手達が、日頃の練習の成果を思う存分発揮し、投げ技、固め技をかけ合いました。身体と精神の鍛錬と教育を目的とした柔道にふさわしい戦いを繰り広げ、男子団体3位となりました。
女子は、今回部員数が少なく残念ながら大会に出場できませんでしたが、来年は是非男女揃って出場ができることを期待しています。
少林寺拳法は、7月5日、四国大学体育館で、行われました。男子選手3人が単独演武段外の部と単独演武有段の部、女子選手2人が組演武の部に出場しました。気迫のこもった演武を披露し、女子組演武の部では、飯冨選手と岡田選手の組が2位を獲得しました。また、男子単独演武有段の部では、村上選手が2位を獲得しました。
合気道は、7月4日、徳島県立中央武道館で、合同稽古のほか演舞が行われました。他大学の選手たちが見守る中、愛媛大学の選手たちが畳に上がり、二人一組となって全員が同時に演舞を行い、取り(技を掛ける側)、受け」(技を受ける側)の選手とも、気迫のこもった技を披露し、普段の練習の成果を存分に発揮していました。
ソフトテニスは、7月3日〜5日、蔵本運動公園テニスコートで行われました。団体は男女とも残念ながら予選リーグ3位で決勝トーナメントには進めませんでした。また、個人戦は、男子は準々決勝、女子は2回戦が最高という残念な結果になりましたが、試合では各自が普段の練習の成果を存分に発揮し、気迫のこもった試合を展開していました。
フットサルは、7月4日〜5日、徳島市立体育館で行われました。予選は、全チームを二つのグループに分けて行われ、愛媛大学はグループ2をトップで通過しました。特に第2試合の四国大学戦では15対0と圧倒的な実力を見せました。残念ながら、準決勝は高知大学に8対5と敗退し、3位決定戦でも7対1と徳島大学に敗れましたが、最後まで全員が声をかけあい、躍動感あふれるプレーを披露していました。
5月21日(木)〜6月30日(火)
開会式に先駆け、ラグビー、体操競技、剣道、水泳競技、バスケットボール、ダンス競技が開催されました。
フォトギャラリー
時間の関係で十分に取材できなかったことを申し訳なく思っています。皆さん、暑い中お疲れ様でした。皆さんの今後の活躍を期待しています。