第2回グローバルCOE（第8回GRC)国際レクチャー開催

　愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター（GRC)では、グローバルCOEプログラムの一環として、平成21年9月2日(水）〜9月3日（木）に、イェール大学の唐戸俊一郎教授をお招きし、国際レクチャーを開催しました。

　1日目は、唐戸教授の最も経験ある分野であるマントルレオロジーとプレートテクトニクスの発達について、2日目は唐戸教授が比較的最近手がけておられる分野である、液体の圧縮挙動についてお話いただきました。
　講義にはGRCをはじめとする学内関係者のみならず、東京大学、高知大学、海洋研究開発機構などを含め約50人の参加があり、興味深い内容に熱心に耳を傾け、活発な議論を交わしました。

　唐戸教授は固体地球科学の国際的なリーダーであり、特に地球深部のレオロジー（流動特性）について、長年にわたる研究で数々の先端的な成果を発表されています。レクチャーでは、確固とした理論に基づき地球深部の諸現象を解明するという同教授の研究姿勢に触れることができ、学生はもとより研究員や教員にとっても大変有意義なものとなりました。