平成19年12月26日(水)フィリピン大学ディリマン校教育学部と本学教育学部は、両大学間の学術の交流と協力関係を推進するため、学術交流に関する協定を締結しました。
フィリピン大学は、フィリピン共和国において最初に設立された国立大学で、1908年以来、常に同国の教育・研究をリードしています。同大学はディリマン校、ロスバニョス校、マニラ校、ヴィサヤ校、ミンダナオ校、バギオ校、オープンユニバーシティーの7つの主要自治校から構成され、総学生数57,000人の教育・研究拠点大学です。
同大学教育学部はディリマン校にあり、7つの拠点校の中で最も規模が大きく、同大学の約半数の学生がディリマン校に所属しています。
本学教育学部との交流は、2001年1月に教員同士による共同研究調査を行ったのが最初で、現在まで学術研究や留学生の受け入れなどにより交流を続けてきました。今回、組織的な交流へと発展させることで、学術研究の推進やアジア地域のネットワークの構築を図ることを目的として、学術交流協定を締結しました。
当日は、教育学部の学部長室において調印式を行い、曲田清維教育学部長とSergio S.Caoディリマン校長がそれぞれの大学の紹介を行い、協定書を取り交わしました。
調印式終了後、学長室を訪問し小松正幸学長と和やかに歓談しました。
広報室