平成20年3月6日(木)に、山口大学で開催された「第6回 島根・山口・愛媛・高知4大学間学生交流自主的・実践的研究プロジェクト」研究成果発表会において、本学からは2組のプロジェクトグループが成果発表を行い、このうち、岸本瑛子さん(農学部4回生)による取組の発表が学生プロジェクトX賞を受賞しました。
「4大学間学生交流自主的・実践的研究プロジェクト」は、学生自らがプロジェクト内容を企画し、積極的に地域の問題について研究を行うもので、島根大学・山口大学・高知大学と共同で実施している事業です。今回、昨年5月にプロジェクトが採択されてからの約8か月間に渡る研究内容について発表が行われ、その成果が評価されたものです。
■プロジェクト名
「えひめAI−1を用いて生ゴミ堆肥リサイクル−内子町を事例として−」
■プロジェクト内容
環境浄化微生物で消臭効果・発酵促進などの効果をもつえひめAI−1の有効活用例として、住民の協力のもと、各家庭から排出される生ゴミを分別回収し、そこから堆肥を生産して農産物の有機栽培に利用している内子町の事例を調査。生ゴミ回収量がさまざまな問題により伸び悩み、堆肥生産が消費量に追いつかない現状について、現地での聞き取り調査や各種データをもとに推計・検討を行い、資源循環型地域社会の構築に向けて諸問題の解消を目指したもの。
■発表メンバー
岸本瑛子、中井吾勝(農学部4回生)
教育学生支援部教務課