平成29年6月14日(水)、共通講義棟A11番教室で、国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室の江守正多室長を講師に迎え、「地球温暖化と私たちの未来」と題して環境講演会を開催し、教職員及び学生約100人が参加しました。
今回の講演では、トランプ米大統領が離脱を表明した「パリ協定」の意義や気候の変化などを、スライドを用いて分かりやすく説明していただきました。
江守室長から、「先進国や新興国の排出した温室効果ガスによる温暖化により異常気象が増加し、最も深刻な被害を受けるのは貧しい途上国や将来世代である。また、気候問題は国際的な人権問題であるという社会運動も起きており、これ以上の温暖化を抑制するためには、様々な対策とともに社会の『大転換』が起きる必要がある。」と解説があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
講演後には、教員や学生による活発な質疑応答も行われ、盛会のうちに終了しました。
今後も環境・エネルギーマネジメント委員会では、このような講演会等を通して、さまざまな環境啓発活動を行う予定です。