本賞は、長年にわたり地域のお産を支え、産科医療の推進に貢献してきた個人や医療機関等の団体を都道府県知事の推薦のもと厚生労働大臣が表彰し、功績をたたえるものです。今年度は、個人36人と医療関係機関6団体が受賞し、大学病院では唯一当院が受賞しました。
平成29年9月8日(金)に開催された表彰式に、当院産婦人科の杉山隆教授が出席し、表彰状および盾を受け取りました。
産科領域では、依然、少子化、晩産化、母体における妊娠合併症の増加、生殖補助技術による妊娠の増加、さらには望まない妊娠や周産期メンタルヘルスの問題等、多くの課題を有しています。こうした中で当院は多職種間連携の下、元気な赤ちゃんを安心して安全に産めることを目指すのみならず、医療者にとっても安心して医療に携われる組織構築を目指しています。今後も愛媛県の地域医療の維持・発展のためにたゆまぬ努力を続けていきます。
〈医学部〉