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医療 投稿日:2018.02.02
医学部附属病院で脳死下臓器提供に係る講演会及びシミュレーションを実施しました【1月20日(土)】

 平成21年に改正臓器移植法が成立し、本人の臓器提供に関する意思がなくても家族の承諾があれば脳死下臓器提供が可能となり、国内の提供数は増加しています。
 愛媛大学医学部附属病院は、臓器提供可能施設に指定されており、臓器提供者が現れた場合に備え、規程・マニュアル等を整備し、臓器提供の意思をお持ちの方の希望に沿えるよう体制を整えています。
 平成30年1月20日(土)、院内の知識向上及び提供体制を確認するため、医学部創立40周年記念講堂で臓器提供に係る講演会、医学部機能系実習室3で脳死下臓器提供シミュレーションを実施しました。
 午前は、厚生労働省健康局難病対策課移植医療対策推進室の蔵満 薫 室長補佐が「わが国の移植医療の現状」と題して、また、同志社大学商学部の瓜生原 葉子 准教授が「意思表示の今と未来」と題して講演があり、参加者は移植医療の現状や課題、意思表示の拡大に向けた取組み等の知識を深めました。
 午後からは、日本臓器移植ネットワークコーディネーター、愛媛県移植コーディネーター、高知大学および本院関係者ら約50人が参加し、脳死下臓器提供シミュレーションを行いました。シミュレーションは、本院の臓器提供マニュアルに沿って実施し、愛媛県移植コーディネーターの篠原 嘉一 氏に補足説明をいただきながら行われました。今回は、55歳男性がスキー場での転倒事故により脳死とされうる状態となり、家族から臓器提供の意向が示されたという設定で実施しました。臓器提供には、院内関係者だけでなく移植コーディネーター等外部機関との連携が必要不可欠であるため、実際に臓器提供者が出た際、スムーズな臓器提供が行えるように、提供の意思確認、脳死判定、さらには、臓器摘出・搬送方法等の一連の流れを参加者全員で確認していきました。
 終了後の質疑応答では、医師、コーディネーター、学外関係者等それぞれの立場から質問があり、関係者は互いの理解を深めました。
 本院では、引き続き外部機関とも連携し、脳死下臓器提供候補者が出た際に、迅速に対応できる体制の強化を図っていきます。

 

<医学部>