学生代表者会議は、平成19年6月に発足し、今年度で11年目を迎えました。本学の基本理念である「学生中心の大学づくり」の一端を担い、学生が入学から卒業・修了まで安心して充実した大学生活を送ることができるよう、学習環境の改善及びキャンパスライフの向上に関する事項を学生自らが協議し、学長に提言することを目的としています。
同会議の委員は、各学部・体育系全学サークル・文化系全学サークル・スチューデントキャンパスボランティア（SCV)、障がい学生支援ボランティア（CBP)、外国人留学生の各代表12人で構成されています。29年度委員は、同年度、学生から寄せられた学長（大学）への意見・要望について、3回の全体会議及び委員各自の調査研究を経て、大橋裕一学長に要望する2件を決定しました。
学長との懇談会では、まず、社会共創学部２回生の齋藤委員長から学長へ29年度要望書を提出し、2件の要望事項プレゼンテーションと3件の報告事項プレゼンテーションを実施しました。
その後、大橋学長、弓削俊洋教育担当理事、大賀水田生企画・財務・広報担当理事、宇野学術・環境担当理事、富田総務・施設担当理事との懇談に臨み、有意義な意見交換が行われた結果、要望事項の解決に向けて大きく前進することになりました。
なお、要望事項及び報告事項のプレゼンテーション内容は、次のとおりです。
要望1．「城北地区第１体育館小体育室（ダンス練習場）の床修繕」について
内容:老朽化により傷みの激しいダンス練習場の床の全面修繕を要望しました。
要望2．「AEDの増設」について
内容：現在、AED は、城北地区・重信地区・樽味地区ともに、その敷地の北側に大半が設置され、南側にはわずかの台数しか設置されていないことから南側の設置空白エリアへ増設するとともに、国際交流会館・拓翠寮等への新設、また既設AED についても、その設置場所がよく分かる看板・案内板の建物外側への掲示を要望しました。
報告1．「中央図書館の延長開館時間の変更」について
内容：平日の開館時間を現在の23時30分から23時に短縮し、一方で土・日・祝日の閉館時間を19時から20時に延長という図書館への要望が認められ、30年4月から実施されることになりました。
報告2．「共通教育科目の講義に使用する映像資料の活用と字幕」について
内容：共通教育科目の講義に使用されている映像資料への字幕挿入の徹底を、共通教育担当部署に要望し、今後、改善の方向で検討を表明いただきました。
報告3．「学内のゴミ問題へのアプローチ」
内容：教育学部パブリックスペースから撤去中のゴミ箱再設置に向けて、教育学部の学生有志によるゴミ箱清掃ボランティアを立ち上げる決意表明を行いました。
（29年度、学生の皆さんから学生代表者会議に寄せられた意見・要望についての回答は、後日、愛媛大学ＨＰの学生代表者会議ページに掲載予定です。）
-
- 要望書の提出
-
- 記念撮影
<学生生活支援課>