平成30年3月23日(金)、平成29年度愛媛大学卒業式及び大学院学位記授与式を挙行し、学部卒業生1,807人及び大学院修了生351人に学位記が授与されました。
午前10時からひめぎんホールメインホールで、平成29年度愛媛大学卒業式を挙行しました。大橋裕一学長が、各学部の代表者に学位記を手渡し、「組織や社会においては、共に生きる人たちを理解し、互いに助け合うことが必要です。その上で、他者に役立つために何ができるかを考え、行動してください。」と卒業生にエールを送りました。
次に、原昌史愛媛県副知事から「大学で培ったものを糧に、自身の可能性を信じ、前例や先入観にとらわれることなく、自分で考え、行動し、未来を切り開いていかれるよう強く期待しています。」と中村時広愛媛県知事の祝辞をご披露いただきました。
続いて、髙橋祐二校友会会長が「皆さんが大学生活で培った知識、技能のみならず、経験や人間関係というものは、間違いなく人生の糧となります。それらを礎に、これからは社会で、あるいは大学院で、グローバルな視点を持ち、自ら考え行動する人間を目指していってください」と卒業生に祝辞を述べました。
これに対し、卒業生を代表し、農学部の細川莉那さんが、「この4年間で得た知識と経験を糧に、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。そして常に感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献できるよう、微力ながら日々精進していきます。」と答辞を述べました。
また、午前11時から同サブホールで、大学院学位記授与式を挙行しました。大橋学長が「どんな人にも純粋科学と応用科学の両方の資質が隠されているはずです。今一度自己をリフレクションし、自分の中にそうした才能はないか、そのようなモチベーションはないか、チェックしてみてはどうでしょうか。もしも、そのような方向性に魅力を感じられた時には、是非、一人二役のトランスレーター・サイエンティストの道を選択されることも真剣に考えてみてください」と修了生を激励しました。
これに対し、修了生を代表し、法文学研究科の堀田貴子さんが、「これから修了生ひとりひとりが、愛媛大学大学院で真剣に学問と向き合えた経験を誇りにし、この大学院で培った眼で社会を見つめ、持てる力を存分に発揮していくことが求められます。同時にそれが、これまで支えてくださった方への恩返しにもなります。」と答辞を述べました。
<総務部総務課>