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HISTORY 〜医学部運営部 藤田 義和 部長〜

勤続40年を振り返って

 私は、電機メーカーにエンジニアとして、2年間勤務後、昭和51年4月に文部技官として、愛媛大学工学部電気工学科に採用され、6年間工学部電気工学科で、学生実験、卒論の実験等の業務に従事した後、事務職を希望して文部事務官となりました。
 事務職となり、工学部用度係、経理課給与係、医事課収入係、医学部司計係、施設部企画課総務係、経理課第二出納係、香川医科大学に出向して、会計課総務係、3年間で愛媛大学に復帰して、医学部管理課経営改善チーム、総務チーム、副課長、医事課長、医学部運営部次長(経営管理課長兼務)、医学部運営部長と34年間ほとんど会計畑で業務をさせていただきました。
 その中でも、平成13年4月に、香川医科大学に出向し、平成15年10月に香川医科大学と香川大学の統合、平成16年4月に国立大学法人化と会計部門7係の筆頭係長として、医科大学と総合大学の温度差を感じつつも、どうにかやり遂げることができたことが、愛媛大学へ復帰後、医学部及び病院運営に携わっていく上で、大きな自信となったと思っています。 

愛媛大学へ復帰後、定年までの12年間に医学部及び病院で携わった施策の一部を列挙。 

  1. 平成17年度侵襲手術トレーニング施設設置(建物新設)。 
  2. 平成18年度保育所(あいあいキッズ)開設。 
  3. 平成19年度から集中治療室(ICU6床⇒22床)、新生児特定集中治療室(NICU6床⇒12床)等医療需要に応じた病床見直しを実施した。
  4. 平成21年度職員福利棟建物新設。 
  5. 平成22年度附属病院3号館建物新設。              
    (小児総合医療センター設置16床、手術室2室、第Ⅰ相治験病棟16床、人間ドック開設(平成23年度から))
    平成22年度病床20床増床し、626床となる。

 6.平成24~26年度外来棟増築及び改修。
 7.平成16年度~平成27年度までの12年間で病院収入約85億円(101億円⇒186億円)の増収。
 8.その他、医療関係スタッフの増員による役割分担の推進を実施。  等々 

 私の延べ22年間の医学部及び附属病院勤務経験から、医学部及び病院の運営を左右するのは、いかに事務職員が縁の下の力持ちとして、各職種職員をサポート及びマネジメントしていけるかがカギとなると考えています。
 今後、事務職員が自信を持って、前向きに業務に取り組み、医学部及び病院で活躍できる人材が益々増えてくれることを期待しております。 最後に、皆さんに支えられ、40年の長期にわたり勤務でき、無事に定年を迎えることができたことに感謝、感謝です。
 本当にありがとうございました。 

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