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お知らせ

第15回愛媛大学学術フォーラムを開催しました【9月14日(金)】

 平成30年9月14日(金)、愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホールで、第15回愛媛大学学術フォーラムを開催し、学内の教職員、学生、学外からの参加者も含め、約90人が参加しました。今回の特別講演および特別研修は、若手教員向けテニュア教員育成制度における研究能力開発(RD)プログラムとして位置づけられるものです。
 大橋裕一学長による開会挨拶の後、特別講演として、沿岸環境科学研究センターの鈴木聡教授から、「目に見えない巨大な生物を追って」と題し、これまでの研究活動の歩みを中心に、当時の状況を振り返りながら講演がありました。講演では、どんな研究も人のためになるという信念のもとに「置かれた場所で咲く(力を尽くす)」ことの重要性について、自身の経験を踏まえながら熱く語りました。

 次に、特別研修として、東京工業大学地球生命研究所の石村源生特任准教授から、「今、改めて科学技術コミュニケーションを問う」と題し、科学技術コミュニケーションの基本的な意義や必要性について、歴史的な事例を交えた分かり易い解説と、ソーシャルメディア(SNS等)の普及が拡大する現代において、求められる科学技術コミュニケーションの在り方について説明がありました。聴講者には、一般市民や学生も多く見られ、熱心に耳を傾けていました。
 続いて、今年度認定したリサーチユニット「先端ナノバイオ分析研究ユニット」および平成27年度に認定し、3年間の活動実績を積み上げ、今年度から地球深部ダイナミクス研究センター超高圧材料科学部門に発展を遂げた「旧 超高圧材料科学研究ユニット」の代表者から活動報告があり、優れた実績を有し、将来の発展が見込まれる先進的で特色ある各ユニットの様々な取組みについて理解を深める貴重な機会となりました。
 最後に、宇野英満先端研究・学術推進機構長から本フォーラムの総括があり、閉会しました。
 「輝く個性で地域を動かし世界とつながる大学」であるためには、こうした本学の特色ある研究を積極的に発展させていく必要があります。今後も、研究力強化に必要な情報を発信し、愛媛大学の学術研究のさらなる活性化を目指していきます。

                                                                             <研究支援課>