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研究 学生 投稿日:2018.10.03
大学院理工学研究科生産環境工学専攻2年の佐川奈緒さんがECSA 57 Best Student Oral Presentation Awardを受賞しました【9月6日(木)】

 平成30年9月6日(木)、大学院理工学研究科生産環境工学専攻2年の佐川奈緒さん、パース(オーストラリア)にて開催された沿岸海洋に関する国際会議ECSA 57(主催:Estuarine Coastal Science Association,Elsevier)にて「Size and space distributions of microplastics in a coastal sea heavily used for aquaculture」(大学院理工学研究科 河合慶有特任講師、日向博文教授 共著)という題目で論文発表を行い、Best Student Oral Presentation Awardを受賞しました。同賞は、ECSA 57の発表論文の中で、学生発表者のうち内容も含めプレゼンテーションが特に優れていると判断された場合に授与されるものです。

 なお、選考は会議のスポンサーの一つであるEnvironmental Management of Enclosed Coastal Seas (EMECS)が行いました。

 佐川さんらは広島湾・安芸灘におけるマイクロプラスチックの動態推定に関する研究を行っています。マイクロプラスチックの環境影響を理解するためには、マイクロプラスチックの動きを把握する必要があるからです。マイクロプラスチックの動態を推定するためには、沿岸域を海岸、海面、海中、海底、生態系(レザバーと呼びます)に分け、それぞれに、どれだけの、どんな大きさのマイクロプラスチックが存在しているかを調べることが重要です。今回の論文では、広島湾・安芸灘における海岸、海面、海底でのマイクロプラスチックの存在量、サイズ、プラスチックの種類を調査・比較した結果を報告しました。

 既往の研究例では、1つあるいは2つのレザバー内で、マイクロプラスチックの数密度のみを調査した研究が多く、サイズ分布を調査した研究はほとんどありませんでした。佐川さんらの研究では、沿岸域における3つのレザバー(海岸、海面、海底)内で数密度とサイズ分布を調査し、さらに、それらをレザバー間で比較することから、沿岸域におけるマイクロプラスチックの動態に関する新たな知見を分かりやすく報告している点が高く評価されました。

受賞した佐川さん

受賞した佐川さん

<大学院理工学研究科>