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お知らせ

「第31回愛媛大学授業デザインワークショップ」及び「平成30年度職員のための講師養成講座」を開催しました【9月5日(水)~9月7日(金)】

 平成30年9月5日(水)~9月7日(金)に愛大ミューズにおいて、四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)の主催で「第31回愛媛大学授業デザインワークショップ」及び「平成30年度職員のための講師養成講座」を開催しました。

 今年度は、教員を対象とした「愛媛大学授業デザインワークショップ」と職員を対象とした「職員のための講師養成講座」を昨年度に引き続き一部合同で開講し、四国内8つの機関から合計26人が参加しました。

 「愛媛大学授業デザインワークショップ」は、授業を担当するにあたって必要となる基礎的な知識と技術を学ぶことを目的として、毎年2回(宿泊型:7月、通い型:9月)開講しています。SPODでは、四国各県に位置する「ネットワークコア校(徳島大学・香川大学・愛媛大学・高知大学)」がそれぞれ同様の新任教員向け研修会を開講しており、どの大学が主催するプログラムを受講しても同様の効果が得られるよう、内容を標準化しています。参加者は、本プログラムを通じて、授業の構想・設計・実施・評価に関わる一連の過程をグループ作業として体験し、参加者相互の話し合いを経てそれに関する能力を身につけます。

 「職員のための講師養成講座」は、研修講師として必要な心構え、知識、技法を習得することにより、将来のSD講師を育成することを目的として毎年開講しています。SPODでは、各大学等のSDの自律(立)的運営を目指しており、これまでの本講座修了者がSPODや自大学等のSD講師として活躍するなど、職員自らが講師となって次世代の職員を育成していくというサイクル確立にあたり、重要な役割を担っています。また、本講座は、講師養成としてだけでなく、プレゼンテーションの技法や話し方のレッスン等、日常業務の遂行に活かすことのできる内容にもなっています。

 何れの研修会の参加者も、最終日には3日間の集大成となる模擬授業/模擬研修を行い、講師や他の参加者からのアドバイスを受けて、研修の成果と今後の課題を見出すことができました。閉会式では、大橋裕一学長から「研修を受けたことそのものも、もちろん大切ですが、専門を越えた、大学を越えた、職種を越えた新しい人脈ができたことも大きな成果ではないかと思います。今回の経験を活かし、大いにご活躍されることを期待しています」との激励の言葉があり、教職協働を進める上でも大きな価値のある研修会となりました。

 

※四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)は、四国地区34の国公私立大学・短期大学(四国地区に一部の学部等を置く大学を含む)及び高等専門学校によって構成される教職員能力開発のための大学間ネットワークです。ネットワークの活動を通じて、学生の豊かな学びと成長を支援する実践的力量をもった高等教育のプロフェッショナルを輩出することを目指しており、愛媛大学は、その代表校を務めています。

※四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)ホームページへのリンクはこちら
https://www.spod.ehime-u.ac.jp/

<教育企画課>