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大学院理工学研究科生産環境工学専攻博士前期課程1年生の小林巧さんが第53回地盤工学研究発表会(香川大会)で優秀論文発表者賞を受賞しました

 平成30年7月24日(火)~26日(木)にサンポートホール高松で開催された地盤工学会の「第53回地盤工学研究発表会」において、大学院理工学研究科生産環境工学専攻博士前期課程1年生の小林巧さんが地震(一般③)部門で「優秀論文発表者賞」を受賞しました。
 本賞は、学会員のうち特に優秀な口頭発表を行った若手研究者や学部・大学院生を対象に与えられるもので、9月4日の地盤工学会表彰委員会において受賞者が決定しました。
 発表した論文の題目は「南海トラフ巨大地震の想定結果を考慮した西条市の地盤振動特性の調査」です。森伸一郎准教授の指導を受け、、南海トラフ巨大地震の被害想定で得られた西条市の震度分布に対して、地盤モデルの想定と現実の対応を詳細な微動観測により検討し、西条平野では地形から増幅率を設定する場合に干拓地や埋立地では地形で一括して設定するのは不適切であるということを明らかにしました。精緻な地震被害想定に潜む,地盤のモデル化に関する精細な実証的研究の新規性と的確な発表・質疑応答の様子が評価され、今回の受賞に至りました。

関連サイト:地盤工学会https://www.jiban.or.jp/?page_id=1094

受賞した小林さん

<大学院理工学研究科>