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農学部4年の武知佑樹さんが「日本土壌肥料学会関西支部講演会優秀発表賞」を受賞しました【12月6日(木)】

 平成30年12月6日(木)に島根県松江市で開催された2018年度(第114回)日本土壌肥料学会関西支部講演会において、農学部4年の武知佑樹さんが「日本土壌肥料学会関西支部講演会優秀発表賞」を受賞しました。受賞した講演題目は「緑肥水田の中干し前倒し管理がメタン発生量に及ぼす影響」で、島根大学の増永二之同支部長より賞状が授与されました。

 愛媛大学農学部附属農場ではシロクローバーを緑肥とした完全無農薬有機栽培の「安心米」を生産しています。一方で、緑肥の水田への施用は地球温暖化の原因物質の一つであるメタンを多量に放出してしまいます。武知さんの受賞講演では、水稲栽培で重要な作業となっている中干しを5日程度早めることでメタンの発生量を半減させることができ、またそのメカニズムの詳細を明らかにしました。本研究では、さらに、玄米の収量に影響することなく食味の改善効果も期待できることも示され、安心・安全な米の生産と地球温暖化の抑制にも貢献できる実用的で容易に導入が可能な技術となる可能性があります。

<農学部>