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「平成30年度第5回愛媛大学教育コーディネーター研修会」を開催しました【3月6日(水)】

 愛媛大学では、3月6日に城北キャンパスにおいて、平成30年度第5回教育コーディネーター研修会を開催しました。
 愛媛大学の教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育内容・教育方法の改善、教育効果の検証、教員の教授能力の向上などの活動において中核的な役割を担っており、各学部、教育・学生支援機構及び国際連携推進機構に配置されています。また、教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図り、全学的に一体感のある改革を推進するための技法習得や情報交換を目的として毎年4~5回程度実施しており、今年度からの3年間は、「学生支援と危機管理」を基本テーマとして、正課教育のカリキュラム、準正課教育での危機管理、学生の生活面での支援体制などについての研修を実施しています。新しいテーマとなって1年目となる今年度は、主に愛媛大学の新入生が初年次に学ぶ内容についての確認、改善への提案を試みたことに加え、平成30年7月豪雨による被災地への学生ボランティアについて、実態の把握と「災害ボランティア・マニュアル」策定へのヒントを討論しました。
 平成30年度最後の開催となる今回は、教育コーディネーター、各学部学生支援・学生指導担当教職員など74名が参加しました。大橋裕一学長の挨拶に続き、小林直人学長特別補佐(教育・学生支援機構副機構長兼務)から、「今年度の教育コーディネーター研修会を振り返る~浮かび上がった課題~」と題して、今年度本研修会で扱った内容と今後の課題について説明が行われました。その後、野本ひさ学生支援センター副センター長から「初年次教育のさらなる充実に向けて~教材をブラッシュアップする方向性~」と題して、初年次教育の概要を振り返り、現代学生の変化に対応するという観点から教材の改訂・授業全体のリニューアルについて提案がなされました。
 最後に、弓削俊洋理事・副学長(教育・学生支援機構長兼務)から、「ボランティア」に関わる課題と今後の方向性について説明が行われました。その後、テーマ「学生支援と危機管理」2年目となる次年度に向けた説明が行われ、取り組むべき課題と方向性について、全体で共有しました。

<教育企画課>