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愛媛大学大学院農学研究科附属柑橘産業イノベーションセンター南予サテライト開所式及び記者説明会を実施しました【6月3日(月)】

 令和元年6月3日、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所(宇和島市吉田町)にて、愛媛大学大学院農学研究科附属柑橘産業イノベーションセンター南予サテライト開所式及び記者説明会を実施しました。
 愛媛大学大学院農学研究科は、平成30年7月の豪雨災害により県内各地で甚大な被害を受けた柑橘産業の復興と発展を支援するため、平成30年12月1日に「附属柑橘産業イノベーションセンター」を設置しました。その後、今年3月1日に、宇和島市からの設置要望、当該産業界からの連携支援の要望が実現する形で、被害が甚大であった南予地域の拠点として、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所内に、「附属柑橘産業イノベーションセンター南予サテライト」を立ち上げました。

記者説明会の様子(左から岡原市長、大橋学長、山内農学研究科長、山本部長)

記者説明会の様子(左から岡原市長、大橋学長、山内農学研究科長、山本部長)

 記者説明会では、大橋裕一学長より「愛媛大学が力を入れている地域との連携強化の取組として、愛媛県の重要な地場産業の一つである柑橘産業に関する産官学の拠点を形成し、地域に寄り添った活動を続けていきたい」と挨拶がありました。続いて、山本浩二愛媛県南予地方局産業経済部長から「柑橘産業イノベーションセンター南予サテライトは、豪雨災害被災地の復興と、柑橘産業の更なる発展に寄与するものと大いに期待している」と、岡原文彰宇和島市長から「愛媛大学と宇和島市は、平成18年2月に地域及び産業活性化、環境に関する包括的な連携協定を締結していたが、この度、その具体的な取組として、愛媛県の協力を得て、みかん研究所の中に南予サテライトを開所することができた。宇和島市としても、愛媛大学農学部にお願いしている調査研究の成果を様々な施策に活かしていきたい」と、それぞれ挨拶がありました。
 その後、山内聡大学院農学研究科長・柑橘産業イノベーションセンター長からの、センターの説明及び今後予定している取組紹介の後、サテライトの看板設置を行いました。
南予サテライトは、柑橘産業の現場をフィールドとする貴重な教育研究拠点として発展していくことが期待されています。本学では、南予サテライトでの活動を通じ、地域との連携、地域への貢献をさらに深めていきたいと考えています。

                            
<大学院農学研究科>