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大学院農学研究科の高橋真教授が第28回環境化学学術賞を受賞しました【6月13日(木)】

 大学院農学研究科の高橋真教授が、一般社団法人日本環境化学会の第28回環境化学学術賞を受賞し、令和元年6月13日(木)に埼玉県さいたま市で開催された第28回環境化学討論会において授賞式が行われました。
 この賞は、同学会において環境化学に関する学問分野で優れた業績をあげたものを表彰するものです。高橋教授の研究題目は「残留性有機汚染物質(POPs)研究の環境化学分野への国際的貢献」で、ポリ塩化ビフェニル(PCB)などのPOPsについて、深海生態系含む地球規模での汚染実態解明に取り組んだ長年の共同研究や、アジアの廃棄物処理現場や都市域におけるPOPs汚染のリスク評価に関する国際的な共同研究の成果が高く評価されました。この研究成果と活動は、ストックホルム条約や国連環境計画(UNEP)など国際的な化学物質の規制・対策に関して、重要な基礎情報を提供するとともに、経済発展著しいアジア諸国における環境汚染のモニタリング技術向上やネットワーク構築において、今後も重要な役割を果たすと期待されています。             

高橋 真 教授(左)と同討論会の研究発表に対して学生賞 (SETAC JAPAN award)を受賞した大学院連合農学研究科博士 課程学生のHoang Quoc Anh氏(右)

<大学院農学研究科>