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「地域レジリエンス学環」の設置及び「理工学研究科」の改組に関する記者説明会を行いました【8月4日(木)】

愛媛大学では、文部科学省大学設置・学校法人審議会の審査等を経て、令和5年4月に大学院「地域レジリエンス学環」を設置し、また、大学院「理工学研究科」を改組することとなりました。

これに先立ち、令和4年8月4日(木)、愛媛大学本部にて記者説明会を実施しました。

まず、仁科弘重学長から「本学の全7学部の大学院に相当する5研究科すべてが参画し設置する地域レジリエンス学環には、理系的視点だけではなく、文系から理系まで幅の広い学術領域をベースとして、自然と人間の繋がりを見直し、住民による地域コミュニティも強化してResilientな地域社会構築への貢献が期待されます。一方、理工学研究科には、自分の専門分野に留まらず幅広い知識を持って地域産業のイノベーションを牽引できる人材を輩出し、理工学に関する統合的な知識や技術に係わる拠点となることが期待されます」と挨拶がありました。

続いて、宇野英満理事・副学長より、地域レジリエンス学環の概要について、また、大学院理工学研究科の高橋寛研究科長から理工学研究科の改組概要についての説明がありました。

地域レジリエンス学環については、文部科学省が省令で定める「研究科等連係課程制度」を活用して、本学の人文社会科学研究科、教育学研究科、理工学研究科、農学研究科、医学系研究科の5研究科の協力により設置するもので、本学では今年4月に設置した「医農融合公衆衛生学環」に続き、2つ目の学環となります。

本学環では、既存の学問分野を横断的、複合的に学び、幅広い領域の「レジリエンス」に関わる実践的能力を身に付けるための教育を実現します。これにより、専門枠や実務・学術領域を超えて、人と人、知と知をつなぎ、「自然」「インフラ」「産業」「歴史」「文化」「コミュニティ」からなる地域資源を育みながら、持続の可能性を見据えて課題解決できる人材を育成して地域の幅広い分野へ輩出し、自然災害や少子高齢化等の急激な社会情勢の変化に対し、地域社会を存続させる力の向上、すなわち「地域のレジリエンス向上」に寄与することを目的とします。

理工学研究科については、社会の変革に対応し、産業界が期待する柔軟で多様な教育研究環境のもと、高度な専門知識とコミュニケーション力や課題解決力などの転用可能な汎用力としてのトランスファラブルスキルをバランスよく身につけた高度理工系人材を輩出することを目的として、これまでの5つの専攻を廃止し、1専攻とします。

愛媛大学は、分野横断的、複合的な知識を修得し、変化に柔軟に対応できる思考力、課題解決力を持った人材を輩出することにより地域社会に貢献するべく、引き続き質の高い教育を行うための施策を行っていきます。

会場の様子
会場の様子
仁科学長からの説明
仁科学長からの挨拶
宇野理事・副学長からの説明
宇野理事・副学長からの説明
高橋理工学研究科長からの説明
高橋理工学研究科長からの説明

 令和5年度の学生募集については、学生募集要項をご参照ください。

令和5年度大学院地域レジリエンス学環(修士課程)募集要項はこちら

令和5年度大学院理工学研究科(博士前期課程)募集要項はこちら

令和5年度大学院理工学研究科(博士後期課程)募集要項はこちら

参考Webサイト

地域レジリエンス学環HP
理工学研究科HP

<評価IR課>