令和5年8月7日(月)~8月10日(木)と8月21日(月)~8月24日(木)の間、城北キャンパス愛大ミューズにて、文部科学省から委託を受けて「令和5年度学校図書館司書教諭講習」を実施しました。
1科目目の「学校図書館メディアの構成」では、松山大学の川和田晶子准教授を講師に迎え、8人(教員5人、大学生3人)の受講者が参加し、「学校図書館メディアの利活用と未来像」等について講義がありました。
講習後のアンケートでは、「具体的な事例をたくさん挙げていただき、難しい内容も身近に感じられました」、「今後、少しでも理想に近づけるよう、選書・ファイリング等、教えていただいたことを活かしたいです」などの感想が寄せられました。
2科目目の「学校経営と学校図書館」では、愛媛大学非常勤講師の日野弘子氏を講師に迎え、9人(教員4人、一般2人、大学生3人)の受講者が参加し、「学校図書館の施設・設備」等について講義がありました。また、愛媛大学ミュージアムや松山市立北中学校の図書館の現地見学では、実際に施設の運営にあたっている司書教諭及びボランティアの方々から学術研究研究調査結果の展示方法や、司書教諭とボランティアの役割分担等について話を伺いました。受講生は、将来、自身が学校図書館司書教諭となった時を見据えて、様々な角度から質問するなど、関心を持って積極的に参加していました。また、最終日には、国際理解コーディネーターの中矢匡氏をゲストティーチャーに迎え、世界を旅した実体験をもとに「相互協力とネットワーク」について講義がありました。
講習後のアンケートでは、「座学だけでなく、ミュージアム見学や図書館見学、ゲストの講話もあったため、楽しみながら学習できました」、「学校図書館や、それに携わる教員にも完成はないとまとめの時に先生が言っていたことを肝に銘じ、これからの活動に取り組んでいこうと思います」などの感想が寄せられました。
講習ではグループワークなども交え、活発な意見交換をし、知見を深めることができるなど充実した講習になったようです。
<教育企画課>